この時期のボカシ肥料作り、なかなか難しいかもしれません。
炭素率を炭素多目にするとすんなり醗酵が進む気がします。 が、肥効を考えると窒素を増やしたい。 窒素多目に持っていきたくても、気温が低いため、腐敗に走る可能性が高い。 そして、この後のトマトの管理で、摘葉とか摘果で出てくる「残渣」の処理がある。 本来はゴミ。多くの農家が裏の山に捨てに行くものです。 だけど、、、移住者にはゴミ捨て山はない。 そもそも、ゴミは可能な限り自分で使い、ゴミにしたくない。 ってことで、 現状で使用する可能性が高く、急いで作らなければならないものは ①残渣(カビ等含む)をすんなり分解(拮抗)してくれる ②通路に撒けるよう大量に ③肥料成分はあまり期待しないもの なので、モミガラ多目のボケボケなボカシ肥料を取り急ぎ沢山作ることにしました。 1ヶ月で入手可能なオカラが200kg程度、 1ヶ月オカラ投入→1ヶ月醗酵→2ヵ月後に投入! 今後は水分調整しながら、可能な限り量を増やす方向で作りこみます。 んで、堆肥に関しても、炭素率は23以下を保ちつつ モミガラ投与 あと、寒い時期の土着菌を採取しておこうと思い、 杉の箱に、炊いた玄米を詰め、竹やぶに仕込みました。 今後液肥ブクブク醗酵にも使おうと思ってます。 !!丁度この作業をしていたとき、 JAが「蜂」を納品しに来てくれました!! 私:「これ、なんだか分かります?」 と玄米の入った杉の箱を見せたら、ギョッっとされ、分からないとの事。 私: 「これで、この辺で一番強いバクテリアを繁殖させて、肥料の醗酵に使うのです。 これで採取したバクテリアで肥料を作っていきます。 材料は、オカラ・モミガラ・米ぬか。これらは全てこの町のものです。 出来るだけ近くのものを活用して 営農していきたいと思ってのことなんです。 だから・・・私にとって、国産の蜂と在来種ってのは意味が大きく違うのです。わかりますか?」 と聞いてみたら JA:「農業面白い?」 と逆に聞かれてしまった^_^;♪面白いからやってんだよね~♪ 「醗酵」」ネタはあまりウケ無いみたいです。
by tomoya-ikumi
| 2008-02-06 21:51
| 肥培管理
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